モクジ
叱らない子育てブームがあったけどそれで結果的に成功した人っているん?
この『叱らない子育て』で、ある女性がバッシングを受けた。
韓国カリスマママとして有名なモデルのSHIHO(41)だ。
SHIHOの子どもを決して叱らない育て方の徹底ぶりは凄いものだった。
SHIHOには沙蘭(サラン)ちゃん(6)という娘がいる。
ある日新幹線で沙蘭ちゃんが勝手に他人の携帯電話で遊びだした。
6歳なのでまだ分別がつかないのはしょうがない。
だがSHIHOはその沙蘭ちゃんの行動に一切注意すること無く優雅に読書していていた。
それは『やりたいようにやらせてあげたい』という持論らしい。
またある日は沙蘭ちゃんがハンバーガーのレタスを投げた。
食べ物を粗末にするというしてはいけない行動だが6歳の女の子には分からない事もあるだろう。
だがSHIHOはそれでも怒る事はなかった。
『レタスをただ外したかっただけ。食べたくないものは食べなくていい』という持論。
そりゃバッシング受けるし炎上するし、批判めっちゃ起きるわ。
まぁこの批判を受けてSHIHOは自分の失敗に気づいて子育てを改めたみたいだが、
6歳というまだ取り返しがつく年齢でよかった。
さて、こんな子育てで本当に成功する人なんているのだろうか?
何でもかんでも叱らなかった結果どんな人に育ってしまうのだろうか?
子供が悪いことをした→叱らない→悪いことではないという学習をしたら・・・。
おそらく王族の子どもが誕生する。
笑い事ではなくガチで。
ワガママ言い放題。
ちょっとしたことで挫折。
努力をしない。
協調性を持たない。
自分勝手で他人を考えない。
思い通りにならないと許せない。
こんな子になるだろう。
良いことと悪いことの違いなんて分からない。だって幼少期から叱られてこなかったんだから。
誰かに耳を傾ける事が出来ない。だってそれでも許されてきたから。
なんでもやってあげられる親から離れた子どもは
平等という同級生、友達という世界へ足を踏み入れる。
上下関係で下となる部活という世界へ入り、さらに過酷な仕事の世界へ行く。
親がいないと生きていけない子になる。
冗談抜きで人生おわる可能性がある。
動物の子育てから学んでみたこと。叱らないと死ぬ。
人間と動物は別だよ!考える力が人間にはあるんだもの!!
的な話は一旦置いといて聞いて欲しい。
動物のドキュメンタリーなどで母親が自然の中で生きていくために子育てしているのを見て思ったのは
子育てとは生き方を教えている事が根源だ。
- 餌の捕り方。
- 狩りの仕方。
- 危険察知。
- 戦い方。など
これらを教えて野生の中でも子どもたちだけでも生きていけるように教育をする。
野生で暮らしても死なないように殺されないように。
この子育てとは人間界でも別に変わらないのではないだろうか?
- 言葉を覚えさせたら、人との話し方を教える。
- ご飯を食べさせるから、料理を教えてあげるに変わる。
- 何が安全で、何が危険かを教える。
- 正しい事、間違っている事を教える。
親がいなくても生きていけるように18年なり20年の教育をすることが子育てだとするなら。
叱らない子育てをした結果、社会に出たらその子は・・・人間社会では野生のようなものがなくても
一人暮らしが出来ない。
家事などの生活力がない。
仕事ができない。
助け合える仲間が作れない。
こうした事は絶対に起きてしまう事だろう。
痛みを知ることは子育てや教育として必要だと俺は思う。叱る子育ての意味。
なにも暴力をふるっていいって言ってるわけではない。
ただ痛みを知るというのも経験という教育だと思っている。
- 怪我をして怪我は痛いことだと知る。
- 友達と喧嘩をして殴られると痛い事をしり、殴ってはダメだとわかる。
- 怒られる事で怒られた時の感情を知る。
よく楽しければいいとか人生楽しんだ者勝ちみたいな事を言われるが、
人生を楽しむために人は学ぶのではないだろうか。
その学ぶ場や、きっかけを親は子どもに与えてあげる事が教育ではないだろうか。
なんなら俺はケンカはダメ!とか暴力だめ!とか社会が露骨にこうした痛みから遠ざけすぎた結果
陰湿なイジメが増えたようにも思う。
あくまでこれは個人的な意見にすぎないが、本当に悪いことをして何度も叱っても変わらないのなら
ビンタの一つでもしていいんじゃないかなと。
それは人それぞれ意見があると思うが、なんとなくそう思う。
流行に騙されるなよ。小育っての一番学べる人は一番近くにいるじゃないか!両親の存在。
母親の子育てが良かった、悪かったという話ではない。
母にこう言われてきた事が今になってためになったなぁ。
父にこう言われてきた事があの時はムカついたけど今ならわかるなぁ。
などあるだろう。
流行でなんとか子育てがブームだとか、こういう子育てが効果的だから今はこれがスタンダードとか。
それは時に子育てのヒントになれど鵜呑みにすることは良くない。
実際自分が子どもの時に実体験として受けていた子育てという経験値と、親という相談相手がいる。
メディアなんて無い時代の頃はどうやって子育てしていたのか。
親に相談したり親から学んだ子育てを実践していた事だろう。
失敗も成功も両親から実体験として吸収しているはずだ。
あなあが今こうして子どもをどう育てたらいいのか悩んで考えれている人間に育っているという事は、
両親の教育が良かった事になる。
逆に両親の子育てによってワガママになったなぁ、トラウマがあるなぁと思う所があれば改善したらいいのだ。
叱らない、叱るだけにフォーカスしてしまったが、もちろん良いことをすれば全力で褒めたらいいし、
叱るも褒めるも全てにおいて愛情をたっぷり注いであげることは大前提だけどね。