モクジ
岡村隆史がテレビの前でと実際では性格が大きく異るという話は有名。
岡村隆史は人見知りする性格。
というのは結構有名な話だ。
相方である矢部浩之もよく語っているが、
『収録終わるともう誰とも話さないですぐ帰ったりずっと下向いてたり』
いやいや
テンションのギャップがすごいんです!!
収録中というかテレビの前では根暗を感じさせない。
基本ふざけてたりアホみたいなことをしている。(それが芸人なのだが)
その岡村隆史のおふざけを矢部っちが止める!
プライベートとは全く別人だ。
他の芸人がそのギャップをいじる場面をよく見てきた。
仕事以外では外に出ずに家でぼーっとしてたり基本しゃべらないし人と会わない岡村隆史。
ただこの性格は
病気で仕事を休み、療養する前の話。療養後とは大きく異るのである。
今回はそこで
本当の自分を隠したり抑え続けると人は壊れるという話をしてみたい。
岡村 隆史(おかむら たかし)
1970年7月3日生まれ
日本のお笑いタレント、俳優、お笑いコンビ・ナインティナインのボケ担当
相方は矢部浩之
大阪府大阪市東淀川区出身
吉本興業(東京本社)所属
岡村隆史は病気の療養後に性格が変わった?おそらくその性格は・・・
もともと根暗というかあまり人と会わない。
女性とのコミュニケーションが極端に苦手。
収録以外は本当にしゃべらない。
というのが岡村隆史像だった。
ただ一度心の病気にかかってから療養後の話を聞くと今までの私生活とはガラリと変わっているようだ。
いろいろな人とゴルフに行っている。
いろいろな人と食事に出かけている。
クラブでDJをやっている。
グチグチ言うようになった。
すごい喋るようになった。
などなど。(他の芸人による話)
もちろんいい話もあるが悪い話もある。
礼儀正しい人だが人にその礼儀を押し付ける場面も増えた。言い方が酷くなってキツい感じになった。
言い換えると退院後に性格が
守備的から攻撃的になった。行動も性格も。
という感じらしい。
病気を起こしてから性格が変わったとか、なんか攻撃的になったとかなってるみたいだけど
そうじゃないだろ!!!!!!!!絶対!!!
岡村隆史は性格が悪くなった?違うだろ!必死に守ろうと抑え続けてたに違いない。
30年近くも作り上げてきた性格が辛い心の病気だったとは言え一年もたたずして変わるものだろうか?
多少の変化はあれど
性格がそんな簡単に変わってたまるか。
と俺は切実に思う。
男女問わず
異性にモテたい。遊びたい。
ムカついたらいいたいこと言いたい。
人のこういう所腹立つ。
優越感に浸りたい。
カッコつけたい。
こんな感情誰だって持ってておかしくない。
岡村隆史がこういう性格とは言わない。
ただこうやって今まで黙ってたり言いたいこと言わ無かったからといって、感情が消えるわけじゃない。
岡村隆史はやりたいことや自分の性格を耐えて我慢して押し殺してきたのだろう。
だから別にいいじゃないか自分出したって!!!!
変な話をするが、
不良が更生して良い人になるというか良いことすると認められるけど、
良い人が良いことしててもあまり認められなかったりする。
逆にいうと良い人に少しでも悪い部分が見つかると凄い叩かれる。
こんな感じがする。
不良が更生したことは単純に素晴らしいともちろん思う。
でも逆に良い人が何かあったからってそんな叩かなくてもいいだろう!
今までめっちゃ頑張ってきた人なんだから。
ナインティナインという超有名お笑いコンビとして最前線で活躍してきた人なんだから。
想像もつかないようなプレッシャーと戦ってきたんだから。
自分というキャラクターや人間像を守ろうと必死だったろう。
いいじゃん別に。今からの人生をすこしくらいワガママになったって。
岡村隆史から学んだ。我慢したり耐え忍ぶことが決して美徳ではない。心の病気とは
心だって身体と同じだ。筋トレでもそうだ。
強い負荷を与え続けたら筋肉痛が起きる。適度に休養を取ることで強靭になっていく。
でも永遠と強い負荷を与え続けたら壊れる。
心だってストレスに耐えやプレッシャーに立ち向かい我慢して育つだろう。
でもずっとそんな事し続けたら壊れるに決まってる。
適度に我慢して適度に我慢しないで自分を出して、
自分の心に正直に楽しいことだけしていたほうが良いことだってある。
誰もが知っているけど岡村隆史は頑張り屋さんだ!
本当に頑張り屋さんだ!!
あまりに真面目に、耐え忍んで、我慢してとにかく頑張ってきた結果頭がオーバーヒートしてしまったのだろう。
我慢することが美徳とか、ぐっと堪える事が美しい?
は??
である。
何かのために我慢してる人や誰かのためにこらえてる人は凄いと思う。
カッコイイと思うこともある。
でもそれが日本の美徳だ!耐え忍ぶものだ!みたいな押し付けは知ったことではない。
もし本人が自分自身にそう思っている人がいるなら
もうちょっと甘えていいんだよ。もう少しワガママでいいんだよ。
と言いたい。
心の病気を、脳の病気を気持ちの問題だ!根性だ!ていう精神論でいう時代はもう終わったんだ。
自分らしさを出したりワガママを言ったりするのだって立派な療養だ。
岡村隆史はおかむ、おかっち、おかちゃん、オカチン、おじいちゃん、ちっさいおっさん。岡村さん。
本当に様々な呼ばれ方をしてる。
多くの人に愛されてる証拠だ。
性格が悪くなった?馬鹿な!!!!
別に俺は岡村隆史のファンでもなければ崇拝してる人間でもないが、
本当に素晴らしい人間だと思う。
心の病気は甘えじゃない。自分に厳しいからなる病気だ。
甘ったれてるように見えたりしても誰より苦しんでるのは本人だ。
性格なんて悪い部分があって当たり前なんだ。
でも人はそれでも指摘してくるし悪く言ってくるだろう。
心理学者のアドラーの有名な言葉
『嫌われる勇気』
本当にこの通りだと思う。