モクジ
夜寝たくても寝れない。不安感が強くて・・・怖い。
夜寝ようとして布団に入る。疲れているのに眠いはずなのに全く寝れる気がしない。
何が不安かも分からない漠然とした不安。どうして寝れないんだろうって悩む日々。
目を瞑っても冴えてる頭で真っ暗な景色をずっと見ているだけの感覚。
怖くて目を開けてまた考え事を始める。スマホをいじったり本を読んでみたり。。。
ごまかしてみるけど寝れないし不安感は消えない。
そんな今の自分から小さなきっかけでもいい。少しでも何かが変わればいい。
抜け出したい!!!!!!ぐっすり寝たい!!
そんな方たちに僕から夜に襲ってくる漠然とした不安感によって寝れない人へこんなテーマ
『夜寝れない時の不安感はあなたのせいじゃない。』
をお伝えしようと思う。
夜寝れない理由や不安をあなたは必死に考えていませんか?
『何で寝れないんだろう?なんで不安なんだろう?何で怖いのだろう?なんでなんでなんで・・・・・』
漠然と寝れない理由を必死に探しているのではないだろうか?
それでもわからない恐怖にどうしよう・・寝れなくなったら怖い・・このままずっと・・・
なんて悩みを膨らませ膨大な量のネガティブな言葉を頭に浮かべていないだろうか?
気持ちはわかる。だって僕が寝れない不安感を知っている人間なのだから。
しかし知ってほしい。
そんな悩みがまったくもって無意味。100%無意味。考えるだけ無駄だということを。
この無駄を知るために数年かかった。でもやっとわかったことだ。
『どうしよう。。やばい。』この言葉はひたすらにあなたの頭を傷つけてむしばんでいく事を知った。
ゆっくりちょっとずつ付き合って欲しい。続きをどうぞ。
寝れないのはあなたの意志とは関係ない。自律神経のお話。
「自律神経くらい知ってるよ。自分の意志と関係なく動く神経の事でしょ?!」
全くそのとおりだ。
自律神経系
自律機能をもつ器官。つまり心臓とか胃とか勝手に動いてる器官の事。
血流なんかもそれ。
その意志に関係なく機能する器官の働きを調節する神経の事を自律神経と呼ぶ。
交感神経,副交感神経に分かれ,両者が拮抗的に働く。
興奮、緊張などは交感神経が働き、リラックスなどは副交感神経が働く。
さてでは冷静に考えてみよう。この自律神経が乱れて慢性化するとうつ病になったり不眠症になると言われる。
それは自律神経が乱れたことでやる気の低下や不安感の増加が起きるからだ。
本来人間を正常な状態に意志とは関係なく動いてくれる神経が乱れたら人間の機能は低下して思考も乱れる。
さてココで問題だ。
あなたが寝たいのに寝れない理由はなんですか?
あなたが寝たいのに不安感が襲ってくるのはなぜですか?
・・・・
・・・・
答はこうだ。
あなたの意志とは関係ない自律神経が勝手に寝ないように動いているから。
あなたの意志とは関係ない自律神経があなたを不安にさせているから。
自律神経とは意志をもったもう一人のあなた。
自律神経というものを意志をもったもう一人のあなただと思って欲しい。
寝たいと願った所であなたとは関係ないので言うことを聞いてくれるわけじゃない。
自律神経は本来あなたを生きるために助けてくれ、あなたのアシストを常にしてくれる。
あなたが意識しなくても勝手に仕事をしてくれる。
しかしもう一人のあなたである自律神経が乱れるととんでもない仕事をしだす。
- 不安に思わなくていい時に不安になるように仕事をする。
- 寝るべき時にしっかりと起きるように間違えた命令をだす。
- 何も怖くないときに怖くなるように指示してくる。
- 風邪を引いたわけでもないのに休息しろとやる気がでないようにしてくる。
寝れない。不安が強い。どうしようと思っているのはあなたではなく、
そう仕向けているもう一人のあなた『自律神経』がいるのだ。
ここでピーーーーンと来た人はもうわかっているかもしれない。
じゃあどうすればいいか。今までの不安感や寝れない悩みのアプローチの何が間違っていたのか。
どうしてこうなってしまったのか。
答えはこうだ。
寝れない…怖い…!寝なきゃ!と自分自身にアプローチしたって意味がなかった。
もうひとりの自分『自律神経』に寝れるようにアプローチする必要があったのだ。
寝れないならもう一人の自分である自律神経にアプローチしてしまえ。
自分自身ではどうしようもないならもう一人の自分にアプローチするしかない。
むしろ自律神経が原因なのであれば自分の意志とは関係いところを改善するしかない。
寝れない⇨不安⇨余計寝れない⇨不安が強くなる⇨怖い
この悪循環から抜ける打一歩と言って良いだろう。
しかし自分の意志とは関係ない自律神経にどうアプローチするか良くわからない人もいるだろう。
ここでいくつかの方法を紹介したい。
寝れる身体と頭にするための意志の向こう側へのアプローチ
自律神経が乱れているという言葉の解釈をちょっと変えてみよう。
自律神経が衰えている。弱まっている。
こう考えるとすこし簡単になるのではないだろうか?
つまり自律神経を整えようと言う考えより、自律神経に刺激を与えてみませんか?
ってところが課題になる。
この方法は正直実はかなりたくさんあって、自分がやりたい方法を選べばいい。
①ジョギング・ウォーキング・ラジオ体操・筋トレなどの運動による刺激。
②ストレッチ・ヨガ・瞑想・呼吸などの脳にアプローチする刺激。
③サプリメント・薬などの自律神経に効く刺激。
①運動によって寝れない身体が変わる。
ベルン大学・スポーツ科学センターの研究によれば、運動によってうつなどが著しく改善したというデータがある。
運動療法というのは医学的にエビデンス(実証)がとれているもので、精神的な病気の人が運動によるリハビリというのは今やスタンダードだ。
これは運動が筋肉だけではなく脳や内臓など自律神経にまでいい刺激を与えていると言っていいだろう。
身体への良質な刺激は自律神経や脳を鍛える。
これを覚えておいて欲しい。
②瞑想や呼吸法によって自律神経を整える。
僕が寝れなかった頃心療内科で話を聞いた時、
『マインドフルネスは海外でもエビデンスが取れてて効果がハッキリ出ているメンタルトレーニングですよ。』
と言われて取り組んだ事がきっかけだ。
心を無にして、そこに感情を入れず客観的に自分を見て呼吸だけに集中する。
すると自律神経や脳が正常に働くようになり感情が豊かになっていき心が安定する。
ばかみたいな話だと思ってやってみた頃がなつかしい。
なんだ瞑想って。ダルシムかよ。俺は坊さんじゃねぇよって。
なんでこんな偏見もってたのか。
マインドフルネスって本当に真剣にやるとものすごいびっくりするような効果がある。
今までなんでやってなかったのかと思うほど自分を客観視して冷静に見れるようになる。
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これが僕が参考にした先生にもすすめて貰った本だ。
とてもわかり易く読みやすい。
家で手軽に3分くらいから始められるのでチャレンジしてみてほしい。
③サプリメントや薬の本質を知れば効果が期待できる。
これは決して押し売りではない。サプリメントや薬はプラシーボだけではない効果があると思う。
ただこれはあくまで『補う』という意味でしか作用しない。
足を骨折した時の松葉杖という認識をするとわかりやすいかもしれない。
骨折した自律神経を治すために松葉杖を使って歩けるようにしていく。
骨折した自律神経自体がサプリメントによって治るわけじゃない。補助でしか無い。
だがこの補助によってリハビリは加速的に効率的になって改善が早まる。
筋肉トレーニングのあとにプロテイン。
自律神経トレーニングのあとにサプリメント。
こうした認識がいいだろう。
サプリメントを飲んで少し楽になった身体でメンタルトレーニングか。
メンタルトレーニングをしてその効果を加速させるためにサプリメントか。
どちらの使い方でもいい。
僕は寝れないというより起きた時のすっきり感が上がって日中動けるようになって
結果的に夜よく寝れるようになったサプリメントがこれだ。
休息・ココロサプリ専門店♪セロトニンパワーで心も体もスッキリ♪リラクミンSe
寝れないけど飲んだら寝れるようになったなんて事は正直分からなかった。
ただ起きた時のすっきり感というものはかなり自分でもハッキリわかった。
どのみち自律神経トレーニングは起きてる時にしか出来ないので願ったり叶ったりだ。
寝れない不安感まとめ。
正直自律神経というものを今日明日でころっと変えるなんて夢のような話はない。
そんな魔法のようなサプリメントもない。
魔法のようにすぐ効果が出る薬はあるが、魔法の代償として強い副作用や依存性が待っている。
だからゆっくりと自分自身ではなく客観視してもう一人の自分である自律神経と向き合っていかないといけない。
全てを改善しようとしなくていい。たった一つで良いんだ。
不安が少し解消されたら眠りも良くなる。
少しでも朝スッキリすれば少しだけ夜ぐっすり寝れる。
たった一つの改善が歯車的に全てに良い影響を与えるし、逆にたった一つわるいこ方向へ向かえば全てが悪化していく。
自分をなんとかしなきゃと不安や悩みを加速的に増やしている悪化の歯車を
『あー自分のせいじゃないのか。自分の中の自律神経が悪さをしてるのか。よし自律神経にアプローチしよう』
と自分の意志とは関係ない客観視から一度改善してみてはどうだろうか?