モクジ
リベラルアーツとはなにか?最近流行りの教養について話すよ。
さて今回は子どもにもわかりやすくということで、かなり噛み砕いて話していこうと思う。
なのでかなり幼稚っぽい言葉が飛び交うことが予想されるけどご勘弁下さい!笑
近年大学だったりビジネス業界でも流行している言葉。それがリベラルアーツだ。
まぁなんともカッコイイ言葉!RPGの武器みたい!!
しかしそんなわけもなくちょっとだけ難しい話題なのでちょっとずつ話していこうと思うよ。
リベラルアーツは日本では直訳して『教養』
まずリベラルアーツを一言で表すと日本では『教養』となる。
では教養とは何かをまず具体的にしていこう。
日本大百科全書より【教養とは】
人間の精神を豊かにして、より良い人格を養い育てていく努力やその成果をさす。
専門的な知識や特定の職業に限定されてかたよってしまう精神を、もっと広く発達させて全体的、調和的人間になることが教養人の理想である。
つまり教養を簡単にいうと
知識だけじゃない知恵も大事!どんなときでも頭の柔らかい考える力をもつこと。
たくさんのことに視野を広げて頑固者にならないようにすること。
コミュニケーション能力が高い、人付き合いが上手い、トラブルに柔軟だ、みたいな人も教養が高いってことだよ!
ようは魅力的で素晴らしいいい人間になろう!ってのが教養だ。
ちょっと簡単にいいすぎかな?笑
そう!つまりリベラルアーツとは人間の根本的な思考の教養なのだが、わかりやすく言ってしまうと
魅力的な素晴らしい人間になるための方法!教育!
ということである。
よし。超シンプル。
リベラルアーツをもっとわかりやすく具体的に話すよ。
リベラルアーツはギリシャ・ローマ時代『自由7科』として生まれた言葉だ。
自由7科とは文法、修辞、弁証、算術、幾何、天文、音楽に分けられて、より自由に生きるための学問とされている。
まぁこれだとちょっと堅苦しいので一旦忘れてもらって笑
もうちょっと噛み砕いてみる。
僕らは自由に楽しく生きるために何をするだろう?
お金を稼いだり、趣味を見つけてみたり、新しいことに挑戦したりするかもしれない。
でも現実は違う。
大学に入りなさい!何かと後々便利だから!
年上の言うことは聞きなさい!それが社会のルールだから!
絶対公務員が良いよ!安定するから!
こうした偏った意見はかならず耳に入ってくる。
この時リベラルアーツ(教養)が無いとどうなってしまうだろう?
- 考える事をやめて人の意見に流されてしまうかもしれない。
- よくもわからず上司や先輩に反発して人間関係を崩してしまうかもしれない。
- やりたい仕事は夢でしか無いと頭でっかちになって諦めることもあるだろう。
だがここでリベラルアーツ(教養)がしっかりされていたらどうなるのか?
- なぜ大学なのか?専門じゃだめなのか?就職するとどうなるのか?様々な道を自分の意思で考えられる。
- 上司や先輩とより良い付き合いのために何が最適なのか怒りにまかせず冷静に捉えられる。
- 柔軟な思考によってやりたい仕事への道のりがいろいろ見えてくる。
これらの人生においてでてくる多くの課題、まぁ壁とかハードルとも言う。
このハードルを超えるための答えは果たしてあるのか?となると答えなんて存在しないよね?
だから様々な視点から考えて自分の意思で最適だと思う道を進むんだ。
でも現代社会ではよく『決められたレールの上を』みたいな表現をするけど、
考える事もなくこういうものだ!どうせこうだ!と決めつけてしまっている事があまりに多い。
これでは真の自由、柔軟な思考、考える力は身につかないので
リベラルアーツを大切にしようってことなんだ!
リベラルアーツを身につけると何がいいの?得られる4つのメリット
さてリベラルアーツを学んだところで一体どんなメリットがあるのだろう。
それは具体的なメリットではないが大きくわけて3つ存在するよ。
1.他人からの信頼、人望を得られる。
2.人間としての器が大きくなり心が豊かになる。
3.知らなかった新しい素敵な事をどんどん知れる。
4.頭が柔らかくなり、どんな事でも対応できるようになる。
他人からの信頼、人望を得られる。
リベラルアーツを身につけるとね。教養が上がるから人間性もあがるんだ。
そして考える力がちゃんとあるから話に説得力が生まれる。
さらに柔軟で器の広い考え方なので否定的にならず人から好かれる。
ビジネスにおいても、プライベートな生活においても人から信頼と人望を得るというのは凄く大きなメリットなんだ。
人間としての器が大きくなり心が豊かになる。
器が大きくなるというのは、いろいろな意見に対して寛大でいられるということ。
日常の様々な事でストレスだったり精神的にイライラや怒りを覚えるものだけど、
リベラルアーツを学ぶことでより精神を健康な状態で過ごすことが出来る。
気に入らない事や理解できないことが理解できるようになるだけで人は心が豊かになってけるものだ。
3.知らなかった新しい素敵な事をどんどん知れる。
専門知識じゃなくて広く全面的に多くを捉えられるようになる。
だから偏った知識ではなく、様々な事に目や耳が行き届いて自分でも知らなかった刺激や楽しいことを知ることが出来る。
子供の頃なんでも楽しくて刺激的だったのが大人になるほど少なくなっていく。
リベラルアーツをまなび、より広い世界をみることで常に新しい素敵なことを知っていける。
4.頭が柔らかくなり、どんな事でも対応できるようになる。
1+1=○
この場合答えは2しかない。2が正解でそれしかない。しかし
○+○=20
これだと様々なパターンが浮かんでくる。
人が生きて行く上でとても大切なことはこのどんな状況でも対応出来る頭の柔らかさと考える力。
その時々に応じて何がいいかを導き出す能力。
リベラルアーツによって学ぶことで人生の様々な課題にたいして立ち向かい乗り越えられるようになる。
リベラルアーツとは何か?まとめ。
今回リベラルアーツについて分かりやすくまとめてみたが、
本来リベラルアーツというのはこういうものだ!というのも明確にはない。
だから僕が話したリベラルアーツはだいぶ噛み砕いているが、それはリベラルアーツじゃない!何ていう人もいるかもしれない。
でもリベラルアーツで大切な事は答えのないものに対してどう考えるか。というところであり、
仕事で役立つとか料理に役立つとか専門的なところではなく人生に役立つという根本的な部分の話だと思っている。
以上リベラルアーツについて分かりやすくまとめてみたでした!