風呂には森のような自然は存在しない。(当たり前だろ。)
タイルや鏡や浴槽や水道が並んでいるだけだ。
なのに出てくるのだ。
風呂の中に謎の小さなか虫たちが!!!
モクジ
お風呂に出てくる謎の小さな虫によって気分が悪くなる。
おそらく大抵の人の家のお風呂の壁は白っぽい壁だろう。
だからこそあの小さな謎の虫はよく目立つ。
浴室の中にいたりお湯をはると浮いてたりする。
壁に普通に止まっていてシャワーの水で流そうとしても何故か逃げる。
よし!!全部流し終えたぞ!!!
と次の日お風呂に入るとまたあの謎の小さな虫がいる。
流した虫が生きてて排水口から戻ってきたのか?
それとも新しくお風呂に入ってきたのか?
どっちにしろなんで外の自然な環境を選ばずにお風呂という環境を選ぶのか。
せっかく身体を綺麗にしようとしているのにお風呂での気分は最悪だ。
お風呂のあの謎の小さな虫の正体は『チョウバエ』
「チョウバエ」(学名:Psychodidae)
チョウバエ類はハエ目の一種。
体長は1~4mm程になる。
特徴はハート型を逆にしたような羽。
室内に侵入して水回りの壁に止まる習性がある。
(浴室、洗面所、トイレ、流し台)
細菌などを運んでくる可能性がある嫌な害虫である。
世界には人の血を吸うチョウバエもいるらしい(怖い・・)
謎の虫『チョウバエ』はなぜお風呂に入るのか。
自然界にいたほうが食べ物も住心地も良さそうなのにあえてお風呂という場所や洗面所にいる。
これはなぜか
それはチョウバエが石鹸のカス、髪の毛、フケ、皮脂、垢などを食料としているからである。
ダニによく似た性質を持つが。石鹸のカスまでも食べるとは驚きだ。
石鹸は綺麗にするものであり、虫が嫌いそうなイメージだがチョウバエは石鹸カスを食べる。
これは覚えておいて損はない。
風呂の中でタイルなどについた石鹸のカスをチョウバエは食べているのだから、
風呂上がりもしっかり壁や浴槽全体を流す必要があるのだ。
謎の虫『チョウバエ』はどこから侵入してどうやって増えるのか。
チョウバエの侵入経路はおそらく2つ
窓や換気扇などの隙間から入ってくる。
中で増殖している。
特に意識してほしいのが2つ目の中で増殖しているだ。
まずは侵入経路を塞ぐことが先だが、チョウバエの侵入をどれだけ防いでも湧いて出るなら、
もともとチョウバエは中に隠れているだけかもしれない。
では一つ一つ見ていこう。
窓や換気扇の隙間から侵入するチョウバエ対策
チョウバエは成虫になっても1mm程度のものも存在するため、網戸も荒いものなら簡単にすり抜けてしまう。
洗面所や浴室の網戸が荒いのでああれば細かいものに張り直す事をおすすめする。
そしてこれは個人的なチョウバエ対策だが、
網戸に防虫剤や虫よけなどを塗っておくとそもそも近寄らないのでオススメだ。
ハッカなどは虫が嫌うので使ってみるといいだろう。
換気扇もむき出しだったりすると回してない間は侵入し放題なので、網をはるなど対策が必要になる。
換気扇 フィルター スタートセット 専用枠2枚 交換用フィルター12枚 厳選10サイズより選択 |
こうしたフィルターを換気扇につけると侵入を防げるし換気扇自体も汚れずにすむ。
チョウバエがすでに浴室の中にいて増殖している場合の対策。
チョウバエを退治しても退治しても湧き出てくる。
一体どこから入ってきたの?
と思う場合実はそのチョウバエは中で増殖しているかもしれない。
チョウバエは浴室内に侵入した後そこで繁殖を繰り返す事がある。
メスは一気に200個以上の卵を産み、そしてその卵は二週間程度で成虫となる。
その驚異的なスピードによって退治しても退治しても増え続けるのだ。
チョウバエの繁殖は浴室で言えば
排水口、タイルの割れ目、普段掃除していない隙間、浴室の隙間
これらの場所に卵を産む。
この卵を除去しない限り夏場はこの負の連鎖が永遠と続く。
あらゆる隙間、掃除してない所、割れ目、排水口などにチョウバエの殺虫剤をかけるといいだろう。
KINCHO チョウバエコナーズ チョウバエ殺虫剤 泡スプレー(300mL) |
しかしチョウバエの幼虫や卵ははっきりとどこにあるとかは特定出来ないので、隙間にはこうした泡スプレー。
基本的には汚れている場所はしっかりとお風呂掃除する。
排水口にも泡スプレーとぬめりを取って綺麗にする。
こうした対策をすることでチョウバエの浴室内での繁殖を止められる。
チョウバエは普通の虫と同じように5月頃の暖かくなってきた季節から10月くらいにかけて繁殖をする。
5月頃からチョウバエをみたらちゃんとお風呂掃除をしてみるといいだろう。
お風呂に出る謎の虫『チョウバエ』まとめ。
最後にちょっとしたプチ話。
チョウバエがお風呂で出たらシャワーでお湯を当てて仕留めがちだが、
実はそのチョウバエは撃ち落とされただけでまだ生きていてまた浴室内で活動を始めて繁殖をする。
僕は石鹸を掛けたら死ぬと思っていたがそれも栄養にすぎない。
しっかり排水口から流れていくまで見守って完了となる。
チョウバエがいるだけでリラックスするべきお風呂の時間が台無しになってしまうだろう。
そんなチョウバエが現れたらこうした対策をしてみてはどうだろうか。