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ダーツを投げると上腕二頭筋が筋肉痛を起こす!その理由とフォーム!

今回はちょっと趣向を変えてハマっているダーツについて話してみようと思う。

テーマはこれ

 

『ダーツと筋肉痛と上腕二頭筋』

 

部屋とYシャツと私みたいなタイトルだがダーツ理論好きには気に入ってもらえる話だろう。

イップスになってしまう人

ついつい力んで投げてしまう人

フォームが固くて柔らかくない人

上達したい人

は参考になると思う。

ダーツと筋肉オタクのコラボレーション。Aフラになって分かってきたこと。

今回話す前にある程度このブログ管理人の僕の話を少々。

結構数年前からダーツにはまっていて、何か人と違う路線でダーツをやってみたいなぁと思うようになっていた。

そこで自分で面白なと思ったのが、

 

元々ジムのパーソナルトレーナーだったことを理由に筋肉からダーツにアプローチするやり方を研究することにしたのだ。

 

といってもプロやプロを目指したりしている人に比べたら全然練習も足りないしセンスもないので

Aフラとは言えまだまだ下手くそである。

 

だがそれでもいろんな人と投げたり自分の身体を実験台にして分かってきた事があるので話したい。

ダーツをやっていると筋肉痛が起きます!上腕二頭筋に!なぜ?!

僕の周りの人も結構こうしたダーツによる筋肉痛に悩む人がいた。

だが図を見てもらえばわかるように、上腕二頭筋に対してアプローチすることはない。

テイクバックの時に結果的に使う動作になるが、落とすだけなので力む事もない。

 

何でこんな軽いもの投げてるだけで筋肉痛なんて起きるの?

投げ方がおかしいの?

変な力みがあるの?

 

なんならダブルAぐらいの僕より断然上手い人すらこんな悩みを持っている人もいた。

だからあえて今回はこのダーツと筋肉痛の話をしてみようと思う。

 

ダーツをやり始めた人は筋肉痛は起きる。

ダーツをやり始めた人が投げ込めばもちろん筋肉痛は起きても不思議ではない。

なぜならそのダーツを投げるという動きをほとんどしたことがない人は、必要な筋肉が無いからだ。

そしてどう投げて良いかわからないために余計な力みが発生する。

この場合は筋肉痛が起きてもしょうがない。

 

運動不足すぎる人がウォーキングをしただけで筋肉痛が起きる事もあるようなものだ。

 

こればかりはまぁ最初はしょうがないと思うしか無い。

しかし…

 

それでもなおダーツで上腕二頭筋を使うことはない。

力こぶの筋肉に筋肉痛が起きるというのはあきらかに何らかのエラーが起きている事になる。

 

経験者がダーツを投げて筋肉痛になるという不思議が起きる。

ダーツとは所詮20g程度の小さな矢を投げるスポーツ。

こんな軽いものを投げて筋肉痛になるというのは非常に考えにくいのに筋肉痛は起きてしまう。

 

むしろ経験者である方が筋肉痛を起こしてしまう事がある!!

 

初心者じゃないのでダーツ筋とでも言っておこうか。その下地は十分できている。

久しぶりに投げて腕がだるいとかならまだしも毎回練習したり投げ込むたびに筋肉痛が起きるのはおかしい。

さぁ一体なぜこんな事が起きてしまうのか。

 

的を狙うという思考がダーツをジャブにしていく。

ジャブとはまさにボクシングのジャブである。

速く。鋭く。的確に。そしてコンパクトに体全身を使って小さく打つことだ。

 

ダーツは最初みんなティッシュをゴミ箱に投げるようにとか、紙飛行機を飛ばすようになんて習う。

 

距離にして275センチ。ボール投げで3m飛ばせない人はいないのだが、いつのまにか

ダーツを銃弾のように威力のあるものと捉えていくようになる。

 

だから最初はダーツボードに届くくらいのイメージが有り、刺すことや的もなんとなく狙うために力みは起きない。

 

だがある一定の時期がくるとブルに狙いを定めて投げるという思考に切り替わる。

この狙うという思考は勝手に全身に力みをうんで、ダーツはより鋭く強くなる。

結果的に人によってはダーツをまるでボクシングのジャブのように鋭く投げるようになる。

 

これはイップス論と同じく、狙いすぎる思考が力みを生んでしまう。

フォームどうのこうのすらも全くずれないようにガチガチにしてしまう。

 

ダーツを投げるのではなくジャブを打つのはもはや筋トレだ。

ボクササイズというフィットネスがあるようにボクシングはかなりの運動量がある。

ジャブ一つだって何百発と連続でシュッシュとやれば絶対に筋肉痛は起きる。

 

ただふわっと手を前に出すだけなら絶対起きない筋肉痛も、全力で腕を前に出す行為に変われば負荷は比ではない。

 

ダーツ経験者でも上腕二頭筋が筋肉痛を起こすのはもはやジャブを打っていると言っても過言ではないのだ。

 

凄い早くダーツ投げる人、力んで投げる人のフォロースルーに顎を当てたら気絶出来るかもしれない。

柔らかいフォームの人のフォロースルーならあたっても痛っ!くらいで終わることだろう。

 

ダーツの筋肉痛は投げ終わったあとのフォロースルーの力み。

ダーツをふわっと投げ終わったあとフォロースルーに余韻がある人もいれば、ピシッと止まる人もいる。

今回はわかりやすく擬音を使ってみる。

フォロースルーの種類。

①ふわん。

②ふわっ!

③ピッ。

④ビシッ!!

 

こうなった時、フォロースルーは数字が大きいほど筋肉への負荷は強く筋肉痛になりやすくなる。

 

素早い動きを急にピタッと止めるか、早い動きの最後肘が伸び切ってそれ異常伸びませんよという状況を何度も続けるか。

いづれにしても腕への負荷は強い。

 

この最後のフォロースルーなども人それぞれリズムや考え方があるのであえて何も言わないが、

このフォロースルーがビシッ!!になっていくほどやはり筋肉痛は起きるし無理をしている状態にはなる。

なぜダーツで早い動きをすると上腕二頭筋の筋肉痛が起きるのか。

筋トレは本当に多くのやり方があるのだが、今回大まかな2つの話をしようと思う。

ゆっくり動かす筋トレと速く動かす筋トレだ。

ゆっくり動かす筋トレの刺激『ケミカルストレス』

速く動かす筋トレの刺激『メカニカルストレス』

この2つが基本となる。

 

ゆっくり動かすケミカルストレスは筋肉を酸欠状態にして成長ホルモンを促して筋肉を成長させる。

速く動かすメカニカルストレスは素早く切り返す動作の中で一瞬だけ超高重量の負荷がかかって筋肉に微細な損傷が起きる。

 

もう感のいい人はわかっただろう。

 

素早く動かすと一瞬だけ超高重量の負荷がかかって筋肉に損傷が起きる。

その結果筋肉痛を起こしているということだ。

 

腕をビシッと伸ばしすぎるときの筋肉の損傷。

 

テイクバックからフォローするときの素早すぎる切り返しによる筋肉の損傷。

ゆっくり動かせば起きない筋肉痛だが、ダーツ競技でも素早く動かせば筋肉は損傷するのだ。

ダーツは素早く動かすほど何キロという重りに変わる。

ダーツをグラム単位のハカリに乗せてみたらもちろん20gだった。

だがこれを本当に少し高いところから落としてみると結果はどうだ。

一瞬だけ100g以上に変わった。

 

これは重力加速度がついたことで重さ+速さという状態が起きたからである。

 

ダーツを投げる時ダーツの負荷は20gという重さだけではない。

『20g+速さ』が腕にかかるダーツの重みとなる。

 

だから素早く投げるほどダーツの重みは変わり、

本気で投げてみればダーツと言えどキロ単位の負荷に変わる。

こんな動作を毎回ずっと練習していたり続ければそりゃ筋肉痛になる。

ダーツの筋肉痛を起こさないためには。

ここでダーツで筋肉痛が起きないようにするにはどうすればいいかをまとめていこう。

しかし話は単純で前述で話したことの逆をやればいいということである。

つまりまとめると

 

ゆったり投げる。柔らかく投げる。

テイクバックからフォロースルーの切り返しをゆっくりやる。

フォロースルーをビシッと止めない。

フォロースルーで限界以上まで腕を伸ばさない。

 

これらを全部とは言わないが、一つでも実践すれば何か変化があるだろう。

 

ダーツ筋肉痛まとめ。

もちろん今までの投げ方というものがあるからこの方が良い!とは言えない。

ただ人間の身体の構造を考えても過剰な負荷が適切なフォームとはいい難く、

慣れたフォーム=自分の適切なフォーム

という思い込みもなんだか危険なきがする。

 

骨格も体格も身体の柔らかさも全部人それぞれ違うのでみんなが絶対同じフォームなるなんてことはないが、

もし悩んでいるなら参考にしてみてはどうだろうか。

 

ダーツでAフラを超えてAAに上がった僕の練習と参考にしたもの。




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