心理学

自撮り依存症のイタイ女。公式に精神疾患な病気と認定された!

自撮り依存症は世界で正式な精神的な病気と認定されました。

自撮り依存症のイタイ女という話は後ほどするとして、

まず自撮り依存症というのが精神疾患として公式に認定された話をしたいと思う。

「Selfitis」という言葉を知っているだろうか?

これは日本語で「自撮り依存症」という意味だ。

2014年アメリカで生まれた新しい俗語であり、米精神医学会(APA)が出した言葉だ。

様々な心理学者がこれは精神疾患だ!と警鐘を鳴らしていた。

 

『自撮り依存症』は簡単に言うと強迫観念を表す言葉。

自撮りしないと落ち着かない。自撮りしないと充実出来ない。自撮りした所で変わらない事わかってるのにやめられない!!

という症状に陥ってしまっている精神疾患であるというもの。

 

しかし当時はこの『自撮り依存症』という言葉に対して反対意見もあり、

人間の複雑な行動をなんでもかんでも一つの言葉にまとめてしまうのは危険だ!!!

という声もあった。

 

しかし2017年12月、専門家により正式な精神障害として認められたのである。

 

今まで自撮りくらい女子はするよー!とか自撮りしてないと落ち着かないー。とか言っていたことが

好きならいいよねーって話では無くなってきたのだ。

自撮り依存症とはどういった精神疾患、精神障害なのか。

https://www.thesun.co.uk/

コチラの米国記事『THE SUN』より参照。

『自撮り依存症』を患う人は一般的に、

  • 自信を持ちたい。
  • 注目を集めたい。
  • 良い気分になりたい。
  • 思い出作り。
  • 仲のいいグループや所属する集団に適合したい。
  • 社会的に負けたくない(リア充など)。

といった欲求がある。

これらは全て寂しがり屋で目立ちたがり屋、でも自分に自信がないタイプに起きやすい。

社会的地位、自身の向上を目的とする場合も多いようだ。

ただそれだけならいいが、一種の脅迫の暗示のように

  • 自撮りでアピールしてもっと可愛いって言われたい。言われてないと自信が無くなる。
  • 自撮りしてないと仲のいいグループと繋がっていられない気がする。
  • 自撮りでいつも可愛い自分をチェックしてないと不安になる。
  • 私を見て。私はここよ。という潜在的なアピールをしてないと孤独になる。

こうした症状が出てしまうようだ。

 

まぁわかりやすくいっちゃうと他人から見れば

構ってちゃん。

自意識過剰。

メンヘラ。

ナルシスト。

自分大好きっ子。

みたいな感じだ。

 

ただ他人からはそう見えるだけで本人は内心的に自信が無いゆえの行動である。

 

中には身体醜形障害、醜形恐怖症といった自分の容姿の悪いところが嫌でしょうがない。もっと美しくもっと綺麗にという過剰なまでに思ってしまう精神疾患がある。

自撮りで盛ったり常に可愛い自分を撮るために毎日とか何時間も自撮りを繰り返す人はこうした身体醜形障害の可能性もある。

自撮り依存症チェック。あなたの頻度は?

 

「インターナショナル・ジャーナル・オブ・メンタルヘルス・アンド・アディクション」

(International Journal of Mental Health and Addiction)

こちらで発表された内容によれば、自撮り依存症は三段階存在するようだ。

 

レベルが上がるほど自身のアピールや、社会的な地位の向上心が強い。

ようは見て欲しい、構って欲しい、可愛いと言って欲しい気持ちが強い。

そして不安感や孤独への恐怖心もつよく、友達やグループ内での関係性を自撮りによってつなぎとめようとする気持ちが強い。

レベル1「境界線段階」

一日数回は自撮りをする。しかしSNSなどメディアでは共有しない。ようは自分で見て満足するタイプ。

こちらは境界線段階と言われ、ようは依存症になる手前とか初期みたいなものだろう。

レベル2「急性疾患期」

一日数回自撮りをして、それをSNSに投稿して評価を求めている。他人評価を目的とするタイプ。

こちらは急性疾患期と言われ、他人が自分をどう見てるかが相当気になっている。自分をもっと見て欲しいという気持ちが強く出ている。

レベル3「慢性疾患期」

一日に数回自撮り、そして何度もSNSに自分の写真ばかり投稿する状態。末期症状にあたる。

慢性疾患期と言われ、衝動を抑えきれない人。自撮りをしないと落ち着かない人。常に人の評価を求める人。

などなど私生活に多少なり支障が出るレベルの症状だ。

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自撮り依存症のイタイ女。SNS投稿はもはや好き嫌いの話ではない。

ツイッター、Facebook、InstagramなどなどSNSは社会現象化していて各々が自分のライフスタイルを共有出来る世界最大級の市場となった。

 

このSNSという場がなければ自撮り依存症なんてもしかしたら無かったのかもしれないが、

もう遅い。

自撮り依存症はとどまることを知らずウイルスのように広がっていっているのである。

 

SNSのプロフィール画像や投稿写真は好きな事をアップすればいいという話では無くなってきた。

他人からすればどうでもいい話でも本人はこの自撮りによって精神をどんどん蝕まれていくからである。

 

さてなぜ今回自撮り依存症を『イタイ女』という女性に絞ったかというと女性のほうが自撮り依存症になる傾向が高いからだ。

男性でも自撮りを多くする人はいるが、統計でいえば圧倒的に女性が多い。

今回は女性にスポットを当ててみようと思う。

自撮り依存症じゃないの?イタイ女5選!

こんな人は自撮り依存症、もしくは自撮り依存症になってしまう可能性あり!

自分自身でも友人でも思い当たるフシがあるかチェックしてみよう。

 

プロフィール画像を頻繁に変える。自撮り(自分の写真)が多い。

LINE・Facebook・Instagram・Twitterなどなどプロフィール画像を頻繁に変える人。

また自撮り。

またキメ顔。

また私リア充ですアピール。

 

頻繁にプロフィール画像を変える人は自己アピールのつもりでも周りからはコロコロ変える人程度に思われる。

本人は気分転換とか別に意味はないと口では言うが相当自己アピールしている人が多い。

本人は「私どう?ねぇねぇどう?」って感じだが見る側の目線は意外と冷たいものだ。

良い角度で光の加減もバッチリ!自分の可愛さを世に広めたい人

有名な話で「はぁー私マジブス」とコメントしながらもキメキメの完璧な自撮りを撮る女性がいる。

典型的な構ってちゃんであり、自信がないのに自分大好きというタイプだ。

「そんな事ないよ。めっちゃかわいいよ。」という意見をひたすら求めている。

 

かわいい女の子は男性は皆好きだが、可愛いでしょアピールが激しすぎる女性だと男性は引いてしまう。

さらに女性同士でもナルシストすぎると嫌われてしまう傾向がある。

本人はアイドルのように可愛い自分で勝負しようとアピールしているが逆効果になる場合が多い。

伏し目、目線をそらす、目をつむる自撮り。

女の子に割りと多い伏し目がちに自撮りをする人。

これは「自己陶酔型」であり、モデルになりきっていたりタレントや有名人のように完全に自分に酔いしれている。

まぁ簡単に言っちゃうとナルシストなタイプ。

 

本人の頭の中はかなりお花畑だったり理想の高い自分像が出来上がっているが、他人から見るとただの勘違い。

現実の自分から目を背けるという意味合いもあり、自撮り依存症としては撮っていないと自分を維持できない人がいる。

旅行先、遊び先+自撮り。本当に見て欲しいのは・・・

海に来ました!!というコメントと共に水着の自撮りと海の景色みたいな投稿がある。

このタイプは自己アピールを誤魔化しているタイプである。

 

本当は自分の水着を見て欲しい!でも私は海に来たことを伝えてるだけですよ。

というさりげないアピールをする人だ。

 

でも見る側からすると、いやいや海やなくて自分見せたいだけやん。とバレバレな事が多い。

加工写真の自撮り。SNOW、ビュープラなどで可愛くしてから

近年女子の中で一番流行ったアプリは間違いなく写真アプリ『SNOW』だろう。

素の自分の写真ではなくバリバリ加工した写真、ようは『盛った写真』でアピールする女性。

 

もはや普通の写真の自分では嫌だ、不細工に思われたら嫌だ、もっと可愛い私を見て欲しい。

という醜形恐怖症のような状態だ。

たまに撮るとか遊び程度ならいいが、その写真をあたかもこれが私ですかのように自撮りをすると

いやいや本人全然ちゃいますやん!という感じで冷めた目で見られる。

自撮り依存症の女性は気づかない。精神疾患の怖さ。

公式に『自撮り依存症』という精神疾患の名前がつく事からも気づいてないだけで精神は蝕まれていっている。

メンヘラという言葉などのパーソナリティ障害に属する人たちと同じような状態になってしまうと考えられる。

そしてこの自撮り依存症の状態は知らないうちに悪化する。

 

うつ病などはストレス過多だったり慢性的な体調不良など理由は一つではないが、

うつ病になりそうだなー。予防しようー。とはならない。

うつになってしまってから気づいて改善しようとする。

 

同じように自撮り依存症も今撮ってる本人はあまりそのことには気づかない。

今日も可愛く撮りたい。可愛く見せたい。皆私を見て。

ただそれだけの話じゃん!って思ってたらいつの間にか不安感と恐怖感に襲われる精神状態となる。

  • 他人の目が気になる。
  • 自分の存在価値が無くなるのが怖い。
  • 自分大好きすぎて自分像を崩せない。

こうした思考は気づかないうちに守るための強迫観念として襲いかかるのだ。

そしてそれが精神疾患だと言われようが耳にしようが絶対に認めることはないのである。

自撮り依存症の女性の性格パターン

絶対ではないが、こうした性格の女性が多いというもの。

  • 情緒不安定
  • 自己アピールが強い。
  • 喜怒哀楽が激しい。
  • 恋愛体質。
  • 感情的になりやすい。
  • プライドが高い。
  • 落ち込みやすい。
  • 空気が読めない。
  • 自己評価が高い。
  • 性格がきつい、強い。
  • 陰口が多い。
  • 臆病で神経質。
  • 自慢話が多い。

こうしてみるとかなり性格悪い女性・・・笑

一概にこれが当てはまるわけではないが、こうした性格の人が陥りやすい。

 

陰口が多いのも、自慢話が多いのも人を落として自分の評価をあげたいため。

自己評価が高すぎるゆえに下がることに神経質になりちょっとしたことで情緒不安定になったり怒る。

 

ほとんどは自分が好きすぎてしょうがないのに相反して自信がない事から生まれる。

それがSNS+自撮りという武器を手に入れたことで改善されることなく悪化してしまっている状態かもしれない。

 

しかし本人が気づくのはいいが、周りが自撮りしすぎだよ?みたいに注意するのは極めて難しい・・・。




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