俺の知り合いにメンヘラだといつも陰でバカにされている女がいた。とても悲惨光景だった。
俺の知り合いの女性はいつもメンヘラだと言われていた。
男友達ばっかりでいつも男とつるんでいる。女友達はほぼいない。
「男友達といるほうが楽ーあたし男っぽいからかなぁ?」
というお決まりのセリフを言うが、全然男っぽくない。
他人事はポジティブに全部気にしちゃダメとか言うが、自分ごとだと永遠と悩み続ける。
同じ悩みを幾度となく繰り返し、いつも負の連鎖を起こしている。
人に自分の悩みをとにかくずっと喋ってないと気が済まないタイプ。
いつも自慢話や不幸話ばかりでかまってあげないと怒る。
怒って暴言を吐いたりするが、
「あたし体育会系だったからかなぁ。」
とかわけの分からない事をいう。
すぐ感情的になるので優しく接してあげないと手がつけられない。
とにかく優しくしてくれる男に依存しがちで、
ちょっとでも優しくすると友達とか親友とか人によっては好きだと言い出す。
でも振られると裏切られたと泣いてまた他の味方を作り出す。
とまぁこんな女性である。
どうだろう?男性たち女性たち。
ムカつくだろう!!!!笑
俺は正直あまり関わりたくなかった。
メンヘラだぞお前!!と言ってやりたかったが面倒臭さを考えると言えない。
だから本人はメンヘラである自覚はないし、言われている事も知らない。
怒られないように優しく接してくれる男性たちや一部の女性が自分の世界の全てであり、
それ意外はうまが合わなかった用なしの存在でしかないからだ。
なんなら本人は皆に好かれる人気者だと思っている。
だがある日それは一気に打ち砕かれる事になった。
「あのさ。正直いうけどお前メンヘラだからな。」と彼氏に振られる。
別れ際に彼氏に捨て台詞を吐かれたのだ。
「この際だから言うけどお前メンヘラだからな。めんどくせぇんだよ。」
もうその女はそりゃもう暴れた暴れた。
そこらじゅうで彼氏ひどくない?やばくない?最低じゃない?!と。
だが周りの反応は・・・・
そんな事ないよという人はほぼいなかった。
みんな良く言ってくれたその元カレ!というような反応。
その女の数少ない女友達やいつも助けてくれる男友達も
「ごめん。そう思ってた・・ただ・・言うと何起きるか怖くて。本当は治した方がいいと思うけど。言えなかった・・」
それからしばらくまぁその女は荒れていたのだが、
少し時間がたって落ち着いた頃に不思議な事が起きたのである。
「ねぇ私うつになっちゃったの・・・」
と言ってきたのだ。
おそらく何も変わっていない。かまってちゃんの典型的な話。
私傷ついてるの。辛いの。今寂しいの。というアピール。
そんな彼女だったが、その当時心療内科のカウンセリングを受診したのが良かったのだろうか。
もちろんすぐにではなかったが、少しづつ変わっていって今はとても素晴らしい女性になっている。
「あたしメンヘラってバカにされてたもんねー笑今もそういう所あるんだけどさ。ごめんね迷惑ばっかかけちゃってて笑」
ってな感じになってる。
メンヘラ女が魅力的になった10の治し方!
ここでは趣味を探すとかできるだけ明るく振る舞うとか、
精神的に我慢をしなければならないような治し方は書きません。
どうしてそんな変わったんだ?って話にたいして彼女はあくまで自分でも出来ることから始めた。
という方法を書いていく。
その中でいくつかためになると思った所をピックアップしたい。
1.嫌なことムカつくことをノートに書き出した。
カウンセラーになんで皆嫌いなの?なんでムカつくの?なんで嫌なの?と思った事をノートにひたすら書き写すように言われたらしい。
現在では『嫌なことノート』という有名なノートがあるが、嫌なことを書き出していくうちにストレスを体外に放出すると同時に冷静に状況を分析出来るようになるようだ。
どうやらコミュニケーション能力も高くなるようである。
2.『と私は今思っている』という言葉を語尾につけるトレーニング
感情的になった時、不安になった時、その時の状況の最後に『と私は今思っている』と付け加えるらしい。
例えば
私の話なんで聞いてくれないの!!!!と私は今思っている。
とすることで客観視が出来て自分の感情を冷静に分析出来るようになるらしい。かなり効果的なようだ。
これを実況中継というらしい。
3.呼吸を覚えた。何か感情的になったとき呼吸を意識する。
ストレスがたまった時、何か嫌なことがあった時、不安な時、人は呼吸が浅くなるらしい。
そして呼吸が浅い人ほどそういう精神面が弱い人が多いようだ。
酸素がしっかり供給されず頭がしっかりとした判断が出来ないようになってしまうとの事。
もやもやしたりイライラしたら呼吸を深くして呼吸だけに集中する。
落ち着いて!深呼吸!なんて言葉がよくあるが実際かなり理に適っている。
4.ヨーグルトを食べだした。
これはヨーグルトではなくても発酵食品ならいい。
腸内環境が悪いとイライラしたり不安になったり情緒不安定になることがいろいろな研究から導き出されている。
そこでヨーグルトを食べるのを習慣化することで、常に腸内を健康にしようと考えたらしいのだが、
便通が良くなった気がするみたい。
5.スマホにブルーライトカットフィルムをはった。
スマホやPCなどのブルーライトは脳を覚醒させて眠りを浅くしたり様々な障害を出すようです。
そこでスマホを触る時間を少なくしたそうですが、逆にストレスだった。
ということでブルーライトを抑えるブルーライトをカットするフィルムをつけたそうです。
6.部屋をきれいする事を心がけた。
部屋の状態は心の状態を表す。
と心理の世界でも言われていて、部屋の状態は自分の心を映し出す鏡だそうです。
うつだったり精神的な何かを抱えている人は部屋が汚くなりやすく、部屋が汚いとうつになりやすい。
という悪循環がある。
つまり部屋を掃除して綺麗にすれば自ずと心も!!ということです。
7.ガムを噛むようにした。
ガムを噛むというリズム的な咀嚼運動はかなりたくさんの効果があるようです。
ストレス解消だったり不安を抑える効果や、消化を助けたり脳の活性化、美容効果。
手軽に始められるし美味しいからとやり始めたらしいのですが、
かなり効果があったようで今でもガムは持ち歩くようになったとか。
8.コンビニ弁当を止めた。
コンビニ弁当やカップ麺を多く食べている人は短気な人が多いようです。
確証はないですが、インスタントのお弁当に含まれている成分が身体を犯して短期になるとも言われています。
絶対的に止めたわけではないみたいですが、減らしたりお弁当屋さんのお弁当を買うようにしたみたいです。
短気以前に胃腸の調子がよくておおらかになったらしいです。
9.椅子を変えた。
人は座り方によって背骨や腰が曲がったり首がおかしくなって異常が起きます。
そうなると脳に血液がシッカリ回らなくなったり正常な判断ができなくなるようです。
そこで普段座っている環境を良くすることで解消しようと考えたみたい。
腰や肩こりが減ると不安感は劇的に下がるらしいです。
10.断捨離をした。
部屋の掃除に近いかもしれませんが、
物を捨てられないのは過去のしがらみにとらわれやすい傾向にある。
うつ病の傾向などでも
不要なものを溜め込んでしまう性質がそのまま部屋に現れてものが増えてしまう。
というのを逆手に
過去の自分のダメだった頃の思い出を一切捨て去ったそうです。
スッキリするだけでなく、過去にとらわれない性格になっていくみたいです。
メンヘラから魅力的になった女性は自分の出来る事できないことを把握していた。
彼女はなにより自分の事を把握することから始めた。
- 運動は続けられる気がしない。
- もちろんメンヘラだとしても薬は飲みたくない。
- 忍耐・根性とかは絶対無理。
- 毎日絶対やらなきゃいけない事はダメ
などなど。
頭や性格やストレスや精神的なものは衝撃的な事によっておかしくなってしまうこともあるが、本当に小さな積み重ねが精神を犯してしまうことも多い。
こうして小さなことを繰り返す事で健康だけではなくメンタルの改善も出来るようだ。
『あれ?こんな事して効果があるわけ??』
なんて思うことばかりだっただろう。
でも実はこういうことがかなり効果的で人生を変えていく。