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クレヨンの新色が200年ぶりに発見されたがマジヤバイ!発売予定は?

クレヨンの新色?!っていうか新しい青が200年ぶり?!

「完璧に近い鮮やかな青色」

ここまで言われる青色が200年ぶりに発見された。

これは本当に興奮した。

 

なんてきれいな青だ!!

深みが半端じゃない!!

 

一番新しいので青い色素が作られたのは、1802年。

フランス人化学者のルイ・ジャック・テナール(Louis Jacques Thenard)である。

今ではみんなが当たり前のように口にするコバルトブルーだ。

 

その時から215年の時を経て新しい青色が発見されたのだ。

その青の名は「YInMnブルー」(インミンブルー)と言う。

新色の青を発見したのはオレゴン州立大学のマス・サブラマニアン教授

オレゴン州立大学

材質科学専門

マス・サブラマニアン(Mas Subramanian)教授

 

マス・サブラマニアンは学生と一緒に電子工学に活用できそうな新たな材料の製造を模索していた。

その時に

酸化イットリウム、酸化インジウム、少量の酸化マンガンを加熱

そのときにその混合物が鮮やかな青になることを発見したらしい。

 

イットリウム?・・いんじうむ?・・

 

頭はとりあえずちんぷんかんぷんだが青色を作ろうとしていたわけではないようなので

本当に偶然に発見されたものだろう。

 

マス・サブラマニアン教授は、

イットリウム(Y)、インジウム(In)、マンガン(Mn)

この3つの元素記号を組み合わせた。

 

だからその青の名は「YInMnブルー」(インミンブルー)なのである。

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クレヨンとしても顔料としてもヤバすぎるこの新色の青の凄さ。

出典http://www.crayola.com/splash/promos/newblue

新しい青色が鮮やかだというのはなんとなく分かるが、どれだけ純粋な青なのだろう?

 

それは光の三原色の残りの2色が完全に反射しないレベルである!!

どれだけヤバイかわかるだろうか?

光の三原色RGBは赤 (Red)、緑 (Green)、青 (Blue) の三つの原色を混ぜて幅広い色を再現する加法混合の一種である。

 

緑色だと緑の波長だけ反射したりする。緑色と青色の光が反射すると水色に見える。

そして全ての色が均等に反射すると白色に見える。

 

だがこの原色とも言える色の青の顔料は無い。

何かしら他の色の波長も混じって純粋な青とは違う色として見える。

 

だが今回のインミンブルーは赤と緑の波長が完全に吸収されてしまうため、青の波長だけが反射する。

つまりインミンブルーという新色は完璧な青と言ってもいい青なのだ。

(マジやべぇ・・・・)

 

さらに機能性や実用性として、極めて安定した化合物であるため、色があせることが無いらしい。

色あせない顔料ってやばくない??・・・・

そして毒性もないようだ。

 

美術修復家らもこの色あせないという特性に興味津々で、時間が経過しても鮮やかな青のままということで注目されている。

 

どんな顔料だって太陽に当たったりして参加したり何かしらでどんどん色はあせるものだが、

色あせしないってマジで本当にとんでもない事なのだ。

大手クレヨンメーカークヨレラがインミンブルーを新色クレヨンとして発売する。

出典http://www.crayola.com/splash/promos/newblue

大手クレヨンメーカーのクレヨラ(Crayola)がこれを新色として年内にも発売することになったが、

何故クレヨン?と思うかもしれない。

だが思い出して欲しい。

 

色あせしない完璧な青でありつつもその顔料に毒性はないのだ。

 

だから子どもたちに使わせても非常に安全なクレヨンになるのである。

ただ(YInMnブルー)インミンブルーというのはあくまで公式的な名前でクレヨンの名前ではないようで、

 

クレヨラ(Crayola)社は子どもたちに新しい青いクレヨンの名前を募集している。

 

一体どんな名前が採用されるのだろう?

本当に楽しみだ。




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